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2009/11/25 00:41 【アニメ感想
かなり設定は変わっているのでいわゆる「総集編」映画ではなかった。

マクロスFの何よりのウリである新曲やら旧曲を用いた演出のクオリティは健在で、そこだけを期待して観に行くのなら十分満足出来るだろう。


単刀直入に言うと上映時間2時間の内最初のライブ、新曲等のプロモーション、最後のライブ以外には余り見る所はなかったな、というのが分かりやすい感想かな。

シェリルとアルトのデートの追加シーンなどは例外として、中途半端に弄った話は大体悪くなっていると思う。

特に本作の最も大きなテコ入れである「シェリルスパイ疑惑」絡みがもう最悪で戦犯モノ。本編でランカが人類の敵となった事に対して平等に悪役ポジションに、という意味合いなのかもしれないが、こんなネタ誰も期待していないし得をしないと思うんだがなぁ。

ネタからしてもどうかと思うけれどそれ以前に話がシェリルをスパイ扱いする側の裏づけの無い推測に過ぎず、かなりオズマの私情などによる独断的な代物で、その話を聞いてアルトが疑心暗鬼になり勘違いでシェリルを張っ倒してランカを守る、というまー観ていて気分の悪いシーンは考えた人もこれで通しちゃった人も正直どうかと。

アルト君のパイロットになるまでの内的な葛藤みたいなものも相変わらず非常に説明不足だったり(なのに人に説教したりするし)、民間企業である筈のS.M.Sが民間人に対して軍紀がどーたらとか言ってたり、政府所属のキャシーが軍の機密情報を民間人の前で当たり前のようにさらしたりと、PVからPVまでの「繋ぎ」のシーンでは粗が目立った。

矢張り日常パートではシェリルのデート以外は大体良くなかったかな。

最初とかPVとか、ラストのPV〜のシーンはミシェルが撃墜されたけれど生きていたりと締めは良かったが途中これは駄目だろというシーンは数多くあり、良作に今一歩という感じでもう少し頑張って貰いたかったかなというのが基本的な感想かな。

作画も結構引き締めなきゃいけないところで崩れたりしていたし、美術は綺麗なのだけれどそれにアニメ絵がちゃんと乗っかっていなかったりアニメ映画のノウハウは改善の余地が大いにあるのでは。

戦闘シーンに関しては良かった所もあったが、3D技術に依存し過ぎてしまっていて、果たしてこれはアニメなのか?と2Dのアニメから浮いている、乖離している感じは受けるし、こういった3Dの描写ならば実写映画のSFXでも幾らでも観られるし、派手だとは思うが熱くはならない(昆虫みたいなのがミサイル避けるの見てても面白くは無いよ)
本編で良かったシーンを凝縮して描写するのは良いと思うけれど、根本的に主人公に持ち味がない(叫んでるだけじゃねぇか)、これは本編の感想でも言ったけれど戦闘機が怪獣倒すだけになっていて、敵に人間味が無く意思疎通やら対話などの描写も出来ないのが本作のネックに思えるのは相変わらず。(歌?敵呼びよせるのが対話ではないと思う)

あとはシェリルが本編以上にヒロインらしい扱いを受け、一方尺の都合故か物語開始から既にアルト姫と知り合いのランカちゃんはかなりヒロインとして可哀相な立ち位置になっている感じ。本作では珍しく桑島ボイスのお友達は存在がカットされていたり、下積み時代の曲は増えたものの矢張りまだブレイク前ということで当て馬ポジションから抜け出すことはなかったという印象があった。

んー他にはグレイスがこれ最後ラスボスになるのかなぁ?と。無駄に良い人演出みたいなのがあったし、通話モード中に話していたのはギャラクシー船団(7艦残ってるけど)だと考えたらひょっとしたら本編とは違う立ち位置になるのかなぁとは思った。

本当に細かい話だけれど「シャロン・アップル」とか「ゴースト」とか続けざまに言われたら何で事件があったのにゴースト使ってんの?というのは本編でも思ったけれどこれはゼロを観ていない俺だけが分からないことなのだろうか。

ま、全般的にはもうちょっと頑張ってもらいたかった、昨今のサテライトの作品は目も当てられないレベルのモノが多く、本作はそれを考えると十分な出来ではあるが一アニメ映画として欠点が些事であるレベルにはなって貰いたい。次まで結構期間ある訳だしね。

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2009/10/30 22:27 【エロゲー感想
完全版としては良い、欠点は追加のデイジールートくらい

未プレイの人がやる分には勧められる出来だと思う、シャッフルは元々ボリュームが少ないながらもキャラゲーとしては優秀だし、シナリオ自体も(その短さ故の部分もあるだろうが)そんなに悪くないと評価している。

本作は共通パートにもちょくちょく追加シナリオ(オン・ザ・ステージの含め)があって、それらは特に問題の妨げとなることも無く、例外はあるが殆どの追加ヒロインのルート内でも旧ヒロインの新規イベントがあったりするのでFD的な楽しみ方も出来ると思う。

無印はボリュームがかなり少ない印象があったが、攻略ヒロインも11人と倍化しているのでその欠点はかなり克服出来ていると思う。(ただ、後述するが1ルート異常に長いルートがあり、あんな水増しの為だけのシナリオを読まされる位なら短い方が粗は少ないだろうとも思った)

以下オン・ザ・ステージ未プレイなのでそこから。

麻弓ルート(楓ルート後選択肢追加?)・・・普通に良くてちょっと吃驚した。ビジュアル的にも芹沢かぐらの系譜のキャラだと思っているので攻略出来て良かった。Hシーンはちょっと異次元。

カレハルート(亜沙先輩ルート後選択肢追加)・・・こちらも良い感じの無難な出来、カレハ先輩といちゃいちゃするだけで深刻な話とかは一切無し。ツボミルートはおまけレベル。ていうか3人プレイ何でやんないの?ハーレムHシーンって今回一つも無いし、嫌いなのかね。
あとこれ選択肢がシビアで、フローラでの「カレハ先輩が似合いすぎてるんです」の選択肢はNGで、カレハルート後に解禁のツボミルートではそっちの選択で分岐という形らしい。

それからネリネルートの最後でリコリスが出てくるシーンは追加だよね?オン・ステージにあるかどうかは知らないけれど。(キキョウENDがシアENDとは別にあるのも追加かな)

「チックタック」からはサイネリアとセージが登場するが、立ち絵と一枚絵(差分パンチラ)のみでHシーンは無いし稟くんと絡むイベントも2、3個。バークは立ち絵のみでセリフも無し。


以下エッセンスプラスの追加要素に絞った話

八重桜ルート(楓ルート後に分岐選択肢追加)・・・長くて地味。前提情報として「リアリーリアリー」をプレイしていないとキャラクターの背景が説明不足な気もする。ていうかプレイしてても幼馴染であることと、でっかいぬいぐるみに稟くんってつけてた事しか覚えてなかったわ。
それでも世界観から逸脱している訳ではないし、稟くんハーレムにはまだまだ続きがあったというような位置づけなので挿入しても無理は出ないルートだったと思う。

「リアリーリアリー」からは、桜の他には紅薔薇女史ルートが追加。リアリアからっていうか保健室でのあれが回想で出てくるから的な意味で、ボリュームは追加ルートの中では最も短く、麻弓ルート後に分岐選択肢出現。


瑠璃・マツリルートは存在せず、彼女はデイジールートで活躍する。

問題はそのデイジールート。

全ヒロイン攻略後に登場するデイジールートは無駄に長いが(共通部分+ヒロイン2,3人分のボリューム)、これがまぁとてもつまらない。
大事な話だけすればいいのに余計な話を延々とぐだぐだと続けるだけで、しかもそれが稟くんがヒロインを口説くとか、ハーレムでいちゃいちゃするとか、そういったシャッフルの方向性からは懸け離れた本当のムダバナシでこれを書く方もOK出す方もどうかしてる、酷く出来の悪い水増しシナリオ。
最後の最後になんでこれを持って来ちゃうの?放送部で活動する生徒達を描くだけとか「SHUFFLE!」の 世界観でやる意味がないじゃん?
デイジー自体が余り気に入らなかったということもあるが、それ以上に余りにも浮いたこの世界観の挿入は無理があった。これさえ無ければ完成度上がるし70点位は付けられるんだがなぁ・・・

暗殺とかクーデターみたいなネタを使うにしても、瑠璃ルートを一つ作って旧ヒロイン達と同レベル位のボリュームに抑えることは出来なかったのか?瑠璃はデイジールートのエピローグでこっちがヒロインだったんじゃ・・・と明らかにデイジーを食ってしまってるレベルのキャラなのだが、Hシーンは用意されておらずNavelスタッフは何を考えているのだろうか・・・誰も得しないだろこれ。

もし次回このライター単独作品だったらスルーする指標にはなったけどね。


追加要素云々については以上な感じかな。

相変わらず選択肢によるフラグ判定がシビアで攻略が大変。きっちりやっていかないと大体楓ルートに入ってしまう。シアルートでは「中に出す」か「外に出す」でもED分岐条件あるので何も考えないで攻略ではやっていけないってのは健在だった。

システムに関しては次の選択肢まで移動があれば便利だったかなぁとは思うけど共通は短いしルート数が多くても一つ一つは短いのでコンプリートは根気良くいけばいけるかな。

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2009/08/29 23:35 【エロゲー感想
・共通ルートについて

ライターの長所である複数人のキャラクター達による(本作の場合10人位+でも捌けてるし)テンポの良い会話がふんだんに用いられており、かなりのボリュームがあるものの途中で飽きを感じさせないという点が本作の美点であると思う。

パロネタ自体は余り好きではないのだが、それをメインに持ってくることなくあくまでこのライターはサブ要素として用いるので問題だとは思わない。どこぞにはパロネタを主軸にして話を作るライターもいるが私はああいうのを全く評価しない。しかし某三国志ネタと特定の妹ネタ、あと漫画ネタとか満載だったなぁ・・・

・戦闘パートについて

結構回数多かったが、作品の内容的に真剣勝負でも命の駆け引きのような逼迫感のないことが前提であるので及第点の域を出ないが、これも又作品的にこのレベルで良いと思うしこれ位程ほどに楽しめれば十分だと思う。(※決闘だけでなく合戦なども含む)

・メインヒロインルートについて

○川神百代

総理大臣に〜みたいな過去の約束はソレに向かって進むことを決意して、成績で校内3番になったらとりあえずの及第点になんの、っていう一抹の疑問は覚えた。合戦での勝利は良いとして、それとこっちの二つを立たせるみたいな話だったので若干腰砕け感があったかな。

キャップのあれは唐突過ぎてえー、ここでくるのかーとは思った。伏線張ってたし何かあるかなとは思ってたけどね、その割に使われ方がサムオブゼムで大和に力を〜てな話になるし当て馬でキャップかよ、、、いやでもそれ以外いないか。

このルートは前作までのファンへのサービス要素も強いけれど、他のルートで割と顕著だった恋人同士のラブラブ感が足りなかった、もちろんそれはアフターで補完されているからスタッフも考えてやっているのだと思うけれど、Hシーン無しでENDになったのは流石にビックリしたしせめて最初のシーン位は本ルートにいれる構成にすべきだったのではないかなと。

あと本作の場合攻略順はそれほど気にする必要は無いと思うが、百代は最後の方にやった方がいい気がする。

○川神一子
結構せつない話で概ね良かったと思う。ただ一つ終盤手前のクリスとの決闘が山になっているので、その後の展開に山が無く、ちょっとこれでいいのかーみたいには思った。EDもシナリオ的にも好きだし納得は出来るけどね、山が最後に来なくなっている構成故の引っ掛かりなんだとは思うけど。

○椎名京
最初にプレイ、丁寧に作られた話だと思うし起承転結というか構成にムラが無くて綺麗に纏まっている話だと思った。

○黛由紀江
友達ネタと本作中最強クラスの戦闘ネタを両立させるシナリオなのでちょっとギャップが有りすぎて無茶な気もしたけど、それほど違和感というか粗はなかった。ただこれは一子と同じで話の山、展開の最高潮が最後の最後ではなく途中に用意されており、喩えるとそこからの下りの道で「あれ、もう登らなくていいの?」みたいな気持ちにはなった。

○クリス
シナリオ的にも一番ヒロインらしいヒロインになっている気がする。このルートは後半苦難のレートが順々に上がってきて最後の最後に最高潮になる王道な話だったので特に心配することも無く気持ちよくプレイできた。クリスのデレ方はそれまでのギャップとか無関係に描写がねちっこく数も多かった気がするが故の冒頭の感想である。

・作品のコンセプトというかギャルゲーとしての本作の問題点だと思う点について

※まず、上記のように基本的には十分に楽しめたし暫く以下に述べる事はその内の瑣末な点に過ぎないことを断っておく。

本作のテーマが大人数での「友情」のせいか、共通パートも考えると「恋愛」「愛情」の要素は若干目減りしているような印象を受けた。京とクリスに関してはルートに入ってからではその気は少ないし、まゆっちも恋愛の過程が飛躍するパターンではあるがまだマシ、問題は川神姉妹で、彼女らのルートは主人公とヒロインの二人きりではなくてそれ以外の人たちが行動する(合戦とか)のでかなりその傾向が顕著。主人公の働きが少ない感じもあるし、テーマ上仕方無いのかもしれないけれど、ギャルゲーとして魅せ場はやっぱり欠かしてはいけない点だと思う。似たようなコンセプトだった某鍵作品はそれがあざと過ぎることもあって(最大の原因はシナリオだが)途中で投げたりしてるし、若い人ウケは良さそうだろうけれどあんまりこの方向性が量産されるのは嬉しくないなぁ。

・サブヒロイン、サブキャラクターについて

サブキャラやサブヒロインのルートは文句が言われない位には大体用意されているが、余り語ることの無いミニマムサイズのシナリオではあるので過度の期待は禁物。あとルートはないけどHシーンがあるキャラとENDはあるのにHシーンがあるキャラについて、特に後者については何故こいつ攻略出来ないんだし、とは思った。

風間ファミリーの男衆とクマちゃんと2-S(一部下でも書くが)については十分に活躍していたし特に言うこと無し。48と、若干マシではあるがスグルは魅せ場が少ないネタキャラな気がする。忠勝に関しては10人目に迎えられるまでの話が一つ挿入されても良かった気もする。男衆は結構ガンダム系とか魅せ場もネタも多くて良かったが、声優ネタの為のキャラって一体・・・とはちょっと思った。総理のアレは時事ネタだし時期逃してするプレーヤーにとっては寒くなりそう。

○小笠原千花、ルートもHシーンも有り、シナリオはイマイチ。どちらかというとガクトか48とくっつけてやる話にした方が良かったんじゃ・・・とは思う。俺は最初ギアスのミレイさんかと思ったら実は初恋限定の金髪だった、48との関係まんまそれじゃん。

○甘粕真与、ルートもHシーンも有り、シナリオは普通だが正直プレイ前はこのキャラが攻略出来てHシーンもあるとは思わなかったわ。

○小島梅子、ルートもHシーンも有り、シナリオというには短過ぎるし、正確には彼女単体ルートではない気もするがあくまでサブヒロインなのでこれでもいいかなとは思う。

○忍足あずみ、ルートもHシーンも無い、でも戦闘シーンなどでは大活躍するキャラでした。

○榊原小雪、ルートもHシーンも無し、何か彼女は切ないとしか言えない。幸せになってねとしか。

○マルギッテ、ルートは無いがHシーンは有り、人気出そうなキャラ。

○不死川心、ルートというかENDは有り、Hシーンは無し、なぜだし。FDでは真っ先にこいつ補完だろ。このキャラは京ルートではかなりマイナスイメージがついて他のルートでは割と可愛く思える事が何度もあるキャラだけど、最終的には結構気に入っているキャラ。つか京ルートでこいつ以外の捨てキャラ使えよとは思う、百代のキャップの件と似たような後味の悪さがある。

○板垣三姉妹、長女はガクトとかと絡んだシーンが多かったからHシーン無しなんすかね、次女は普通に攻略出来ても良い感じだった。

・音楽音声など

声優陣はかなり豪華、一部某シナリオライターとかも出ているが、声優陣に力入れるのに真逆のことをやってしまって、その素人っぽさがまゆっちルートのKOSとかで際立っているように感じた。それほど声優に力を入れないメーカーなら兎も角、業界でも特にここに力を入れるメーカーがやってしまうのは増し増しで残念な感じ。ネタでやるのは分かっていても非常に勿体無いというか自分達の長所に自分達で傷をつけてるだけだし、これについては今後は控えるべきな気がする。

BGMに関しては問題無し、主題歌は掛け声とか入っていて一寸気が抜ける、KOTOKOじゃ駄目なの、、、とは思った。10周位やっていればもう流石に慣れましたけどね。

・システム周り

スキップ、選択肢飛びなどの機能は便利になって良かったと思う。それより演出が無駄に重いのは必要性がちょっと疑問。花火とか一部なら兎も角水ぽちゃとかあれ程頻繁にあると変に力が入ってしまっているようにしか見えなかった。


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2009/08/20 02:13 【映画感想
まぁまぁ面白かったが、

「夏休みに家族と観る映画」という枠に収まりきってしまっていて、一作品としては物足りなさを感じた。

この「夏休みの子供向け大衆映画(大人もそれなりに楽しめる)」 と観られるか否かは本作を評価する上での大きな点だと思う。

展開は余りにも王道で子供向け、しかし設定面(OZの世界観からパソコンのハードの話、親戚間の心の機微)の特に前者二つは現代的世界観ありきで説明不足、やや大人向けの内容だったと思う。この按配がどうも偏っていて、全体的にはかなり子供向けに偏っている娯楽性重視、熱さ勢い重視で細かいことなど気にしない感じに見えた。エンターテイメント重視で子供でも観られるというスタッフの思惑は完遂できているかもしれないし、それが本作品のコンセプトであることは重々承知してはいるが、一アニメとして観てしまった以上私が感じたことを以下つらつらと述べていくことにする。

※その前に私は「ぼくらのウォーゲーム」の直撃世代なので本作との共通性などの考察は行わず、ただ当時観ていたことのみ記しておく。

まず現実世界とOZ世界という二つの世界観を行き来する点について、これは正直映画という限られた尺でやるのは難しかったと思う。OZを用いての効用などは冒頭の説明や実際に起こった被害などから推し量れるのみで、携帯電話と同じ位普及している、世界中で用いられている、などあくまでも説明からの情報しか無く、現実世界に支障をきたすというイベントにおいてのみにしか作用していないパーツ的な空間で、現実世界での大所帯の親戚というもう一つの空間とは直接の繋がりがイマイチ稀薄。物語の主人公の一人であるカズマがいる家、AIの開発者がいる家、AI騒ぎで若干の被害を蒙った家であり、「家族」が云々という話とは直接噛み合う内容のものではなかった。

物語の発端となるAIの開発の動機が製作者があの家に恩返しをする為のものだったというのも、あくまでも製作者の動機であるからして、敵役が自立AIという製作者にもそのAI自体にも悪意が無い以上敵役を敵役たらしめる存在が絶対的に温くなってしまう。無差別に行動をおこしていた人為が作り出した災害をある被害を受けた人たちが一方的に敵視してそれを抑えようとする、この作品はこういう作りとなっている。

主人公達の動機は突発的なもので、何某か深い理由がある、自分達以外には出来ない(つーか他の人たちが手を打てないってえ・・・?って話だよね)ということはなく、物語の展開上ポンポン進んでいくというだけであった。

〜一呼吸〜

ここまで言って難だが、細かいトコ見てると楽しみが減るアニメではある。そういうことを一々観ていると一々引っかかりながら観ていて最後はつまらなくはなかったけれど・・・という様な感想を持った人は少なくないと思うんだ。

〜閑話休題〜

キャラクターについて。

主人公ケンジは数学の天才で、騒動に巻き込まれるのはいいけれどイマイチなんでそういう風に動いていくのか分からない、たった一つの才能だけを手に、それ以外は優柔不断極まりない子供とか・・・ちょっとアニメアニメし過ぎている、狙い過ぎているキャラ造型な気はする。好きにはなれんよ、こういうのは。

ヒロインはヒロインで最後花札をして世界を救うとか別にOZの世界観関係ないじゃんという立ち位置で、叔父さんに恋をしていて叔父さんがなんか大変なことになっちゃってるから手近な後輩に唾つけてーとかいうなんともビッチビッチした女の子。ビッチ好きだけどね、それ以前にどういう子かっていう描写が少なくてそれ以前の問題の気がしたね。

もう一人の主人公カズマは最強のアバターK・カズマを繰るが、後半衛星が落ちそうになってきて家族を守るために戦う、という点以前はそこまでの動機は無くただ戦うだけの子。

全般的にキャラの描写が絶対的に少ないんだよね、キャラを一杯出すのはいいけれど大体お婆ちゃんと侘助位しかちゃんと描写し切れていないと思う。お婆ちゃんを起点にして家族がっていう感じのテーマではあるけどさ、それはキャラクター一人一人の掘り下げを疎かにしていいってことではないでしょ、正確には主人公は「家族」なんだろうけれど、ケンジは明らかにアウトサイダーで、家族の一員というには連れてこられた経過も、そしてその家族同士の繋がりも唐突で、血とかいうご都合主義上等な設定におんぶだっこな手抜きに見えるし、それは描写不足の言い訳にはならないと思う。

最初の世界観説明のトコでさ、せめて親族のアバターが働いてるとこを順々にフォーカスあててく、みたいなことは出来なかったのかなぁ?

花札について。

やってることはルール分からない人にも何となく分かるかもしれないけれど、本編でちゃんと説明もしないでクライマックスに持ってくるのはどうかと思う。殴り合いなんてのは誰が見ても一目瞭然なプリミティブな表現だけど、花札・・・せめてブラックジャックとかではいけなかったのだろうか。もちろん、本作は日本の文化重視というか、ちょっとあざとい位に推す感じであるから流れは分からないでもないけどねー、表現にメリハリが利いてなくて作りが甘いからこんなに苦言が思いついちゃうんだと思う、もっとしっかり作って欲しかった。

ここで「時をかける少女」を引き合いに出すけれど、あれはちゃんと一本筋はあって小じんまりとはしててもちゃんと風呂敷を広げて畳むそれなりに良い感じのアニメではあったと思うんだ、本作は色んな要素を取り込んで、娯楽的というか冒険する作品で、それは決して悪いことではないと思うけれど綺麗にまとめ切れないのはスタッフの技量の無さでしょ、実際本作はまとまりが悪いので細田守が監督としてこれからも日本のアニメを牽引していくなら方向性をもう少し考えたの方がいいのでは。

バトル。

面白かった。本作で手放しで褒められる点で、あの初期のラブマシーンの仏教っぽいデザインも好きだしK・カズマとの戦闘シーンも良かったわ。他は男衆が頑張るトコとか、お婆ちゃんの笑顔とか、そういうシーンは良かったと思う。

一応こんなもんかな、批判ばかりだけれど粗を出していっただけで総合的には最初にいったようにまぁまぁ面白かった。

あとは本作は前作程は違和感は無かったけれど声優陣に本業の人を入れない風潮はマジでやめろ、起用した芸能人で観客動員数増やすみたいな魂胆は分かるけれど正直スタッフは何と戦ってんの?とは思う。

テーマ:サマーウォーズ - ジャンル:アニメ・コミック

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2009/07/07 18:31 【放映時期別アニメまとめ
その前に2009年春期まとめ 

個別の評価はこっちで↓
作品評価データベースへ

・完走組


・リストランテ・パラディーゾ(新:David Production)




・咲〜Saki〜(GONZO) ・東のエデン(Production I.G) 
・ハヤテのごとく!!(J.C.STAFF) ・シャングリ・ラ(GONZO) 
・けいおん!(京都アニメーション) ・蒼天航路(マッドハウス)
・クロスゲーム(シナジーSP)

△〜×
・鋼鉄のレギオス(ゼクシズ) ・バスカッシュ!(サテライト)
・戦国BASARA(Production I.G) ・しゅごキャラ!どきっ!(サテライト)
・ヘタリア〜Axis Powers〜(DEEN) ・宇宙をかける少女(サンライズ) 
・クイーンズブレイド(アームス)

※亡念のザムドは前に観たので再視聴はしていません。

14本か。観始めの頃は豊作だと思っていたが、途中で一気に調子を崩す作品が多くて悲しかったな。SF作品はシャングリ・ラ以外は全部そうだった(東のエデン含む)。作画とかは全般的にクオリティが高いクールだったかな。それからサテライトは一体どうなってるんだ?バスカッシュ!がキスダムに似てるのは主人公のビジュアルだけにして欲しかった、監督、脚本、構成が全員居ないと言われても驚かないような内容になってしまっている。

・切り(一話切り以外)
Zマジンガー(13話)、初恋限定(4話)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こっからが本題

・CANNAN(P.A. Works)



今期では飛び抜けて良さそう。一話だけなら今年の首位も狙えそうな感じかな。パッと見ファントムっぽいので今やっている真下ファントムと比べると涙を誘う位出来に開きがある。P.A処女作の「true tears」でその作画クオリティの高さは魅せているし、内容も今回は原作が強そうなので期待は十分出来るかな。

・懺・さよなら絶望先生(SHAFT)

相変わらず、ていうか俺これ観た時普通にOADかと思ったんだけど新しいのが始まったのね。

・プリンセスラバー(新:GoHands←サテライト大阪スタジオから独立)

作画動画は鬼のような力の入れようではある、でも何か戦ってるよ・・・おしっこのおの字も無い・・・というのは冗談としてもかなり原作とは毛並みが違う。

何で戦ってんの、原作の雰囲気は微塵も無いといっても過言では無い筈。
キャラデザは思っていたよりは良かったけれどやっぱり全然合ってないし、ウリモノとして考えるなら原作に近づける努力なりをするべきだとは思うんだけどなぁ・・・つーか恋姫無双の時も思ったんだけどこういうのにお金使う奴はビジュアルなんて大して気にしねぇよみたいな業界側の姿勢みたいなものがあるのだろうかね。

あと女性声優が全部違うのはファックと言わざるを得ない。

・ハルヒ二期(京都アニメーション)

そもそも一期からしてそんなに好きじゃなかったんだけど、これもう切っていいかな?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以上。化物語(SHAFT)、充電ちゃん(スタジオ雲雀)、かなめも(feel.)は一話全部観ないままにそれぞれついていけないなと感じたので切り。うみものがたり(ゼクシズ)はまさかの魔法少女モノで無駄に作画動画も良いけど面白くなりそうもないので二話で切り。他はもう多分観ない。

以下未放送作品

・宙のまにまに(スタジオコメット) …良さそう

・狼と香辛料II(ブレインズ・ベース) …0話観る限りでも新スタッフ陣を観ても特に作画に関して滅茶苦茶不安。

・東京マグニチュード8.0(ボンズ)…かなり良さそう

・現代魔法(ノーマッド)…一話はとりあえず観てみるけど、位。

ここまで書いてあれ?マッドハウスは?って思ったんだけどニードレスとかいうアニメがそうなのか、とりあえず一話観てみようかな。

大体新規が7本位?咲とシャングリ・ラとバスカとハヤテ!!と蒼天、クロスゲームと守護土器が継続だから14本か、半分が継続ってどーなんじゃろ・・・でも今期は絶対数が少ないのでしょうがないのかなー。

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