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2010/02/28 04:03 【エロゲー感想
72点。
FDと言うよりも中規模の続編といった感じ。




・かりそめの旅人たち

単独作品としても優秀。

『別の生き方』という本作を通してのテーマを忠実に描いたシナリオは
突っ込むべきような所も無く、シリアスとコメディのバランスが良く、
展開もきれいで完成度は高いと思う。

これ単独なら普通に80点以上あげられる。


・復讐するは神になし

小粒ながらこれはこれで纏まっているとは思うし、『完全な復讐』の話も良かった。

一奈の別の生き方は、本編では姉と違い背景説明や救いが無かった彼女を補完するという試みで、
実にFDらしい内容だったと言えるだろう。

コゼットが一奈の母親がわりになるという話は、ちょっと二次創作チックかなぁ。
元々ある性質を利用したというより新規の設定をつけて話が展開していった感じ。

あんまりこっちの話は『Bullet Butlers』の世界観でなければいけない、という所に乏しくて、
九鬼先生がファンタジー世界のドラゴンとかと戦うみたいな点以外には
この世界でなければ~という様な話はなかったように感じた。

「かりそめの~」と根本的に違うのは『戦うこと』と『一奈をどうするか』に連関性が無い、
戦闘シーンとテーマが乖離しているところであると思う。

それからこちらはかなり「クロノベルト」への接ぎとしての意味合いが強く、
単独で見るよりも「クロノベルト」とセットで見るべき点が多く、
本作単独だけの話は最初の行に書いた感想の通りかなー。


・クロノベルト

いつもの「propeller」っぽい話で、世界観を全て用いて風呂敷を一気に広げるということはせずに、 小ぢんまりとした風呂敷を畳むことが心掛けられており、 終始致命的につまらないようと感じるような躓きはない中以上の水準ではあるが、手放しでは褒められない感じ。

特に本作の場合は結構突っ込みどころはあった、以下に4つ挙げる。


まず、何故上記二作での出来事を踏襲しなかったのかは些か疑問に感じる。

確かに雲外鏡の説明に、あの時点での出来事はまだ保存されていなかったという具合の話があった。
それは何かしら今後の展開において意味があるのかとその時は思ったが、特にその後活用されるような点は見受けられなかった。

踏襲する必要性は無いかもしれないが、上二作の後にこの話が登場する訳であるし、本作で培った

「あやかしびと」の世界の住人とアルフレッド・アロースミス
「Bullet Butlers」の世界の住人と九鬼耀鋼

という人間関係をわざわざリセットするのは不自然、というか非常に勿体無く感じた。
3作が全部並行して作られて、余計な設定やらの齟齬が出ない為に本作ではそういう形にした感じなのかな。


次に、ご都合主義と割り切るべきなのだろうけれど、エルネスタがいなかったらこの話は解決しなかった。

これさー、鈴とかセルマとかは力が強すぎてコピー出来なかったっていう説明があって、
エルネスタってのは魔法使い、言うなれば周りのマナの扱いというスキルに長けている訳で、
その存在自体が強力という訳ではないと見るのが個人的な理屈の通った解釈なのだけれど、

そもそも世界を創るとか、マナもある(これは雲外鏡・妹の力を行使する為か?)とか、
何が出来なくて、何が出来るとかいう判断は理屈じゃなくて完璧に設定依存。

一言『ご都合主義』で済ませられる話なんだけど、
こういうのは何というか受け手側に考える余地が残されていなくてただ展開にのみ流される感じが歯痒い。


あと個人的にはこれが一番しっくりこなかったのだけれど、
アルフレッド・アロースミスとルダが人柱になる最後。

何で?ていうか只そこにいたからなりました、みたいな話じゃん。
ルダがアルフレッドと別れてまた兵器として戻るのは嫌だからだという理由だけでそんなになっちゃっていーんですかいと。

あとは朽ち果てるのみであるし、大体は一つ上の話と似た質の問題だけどアルフレッドの言う「本分は守護するもの」というのを大きく捉えて世界を守るものとなったみたいな形と見るべきなのかな。


それからエピローグで『現実世界での』双七くんとリックが混沌都市での出来事を夢に見たのは何で?
完全に異世界なんだから何でそこがリンクしちゃうのか疑問に思った。
(まさかとは思うが全く出番がなかった、す…す…すなんとかさんとかにも一応出番作っておこうとかいう話なのか…)

そうじゃなくてあれは『混沌都市での』二人の話で、混沌都市の世界が再構築された結果、
双七くんとリックが『この出来事を忘れない』と言っていたのが夢という形で反映されたということ?
それだと『混沌都市でのセルマを守れなかった』ことを背負うと誓ったリックや贋作のセルマの存在を蔑ろにしているし、それは流石にないんじゃないかなーとは思ってるんですけど結局どーなんでしょうかね。

私の読解能力に問題があるのかもしれませんが、ムックとかそういうのに載ってるのかな。

最後にこれは粗ではないけれど本作はマグダラが死んでおらず、大団円では終わらない。
個人的には続編を匂わせる終わり方は悪くないと思うけど、次作作る気あんのかな。

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2010/02/23 16:34 【アニメ感想
◯『クロノベルト』消化中

まだ最初の話が終わっただけですけど。今のところは普通に面白いぞ。
でも流石に『あやかしびと』をプレイしたのが4年前なので細かいトコは忘れてる感じ。

◯『戦極姫2』プレイ中

基本的に無印をボリュームアップした作品ではあるが、
とりあえず戦国豆知識をコピペしたような水増しテキストは本編の流れを阻害していて×
ネタとか豆知識ってのはあくまでも添えるモノであるという基本が抑えられていない。
勿論それだけではなく追加ヒロインだとか追加キャラも多いし、
HシーンやCGのボリューム自体はかなりのもの(流用は1枚だけかな?)

逆に既存のルートのシナリオは流用が殆どなので、前作品プレイ済みの自分にはそこが結構厳しい。まー気長にプレイ、SLGだしね。

◯今期アニメとか、切ったのは省きます。順番は別に意味ないです。

・機動戦士ガンダムUC(サンライズ)

物凄かった。未だかつてあんなに作画の良いジェガンやギラ・ドーガがいただろうか、
作画動画は全く突っ込むところがない程の素晴らしいクオリティ。
本筋は王道。専門用語の連呼や、旧作の踏襲とはいえ結構急な展開もあるが、
そもそもまだ序盤であるし、そうでなくても許容範囲のレベルだろう。

基本的に映画っぽい作品だと思う。
脚本というよりも展開と演出という映像表現で視聴者を引き込むスタイルというか。
シーンの一つ一つが単独で「魅せる」表現で、展開にメリハリがあって飽きさせない。

あとはあれかな、Wiki見たらその後のネタバレ全開で「げっ」って思ったけど、まー原作有り作品だしその辺はしょーがないかな。
てゆーか次が出るまでのスパンが長い、そもそもアニメでは完結までいかないのかこれ?
もう小説読んじゃった方がいいのかなー。

・はなまる幼稚園(ガイナックス)

安定感のある日常アニメだと思う。
個人的には『ぽてまよ』の上位互換的な存在。

・聖痕のクェイサー、ノーカット版(フッズエンタテインメント)

ネタに惹かれて観てみたら意外と面白かった作品。
位置的には話がまぁまぁ面白い『クイーンズブレイド』みたいな。
あと一度ノーカット版じゃない方を間違えて観たけれど、
何やってるか分からない&表現を修正しすぎて別モノに
という感じで、観るに値しないと思った。

・れでぃ×ばと(XEBEC)

かのこんより全然面白い。キャラアニメですな。
作画良いしヒロイン可愛いし、一話にヒロイン一人ずつという形はキャラアニメとして
非常に丁寧な表現で好感が持てる。


・おまもりひまり(ゼクシズ)

量産型の取るに足らないアニメかと思いきや、
話が割としっかりしていて(キャラアニメの割には、という点もあるが)
普通に一アニメとして面白い。


・ひだまりスケッチ×☆☆☆(シャフト)

3期あんまり面白くない気がする。
モテ話の回とか、『ARIA』のアリシアさん結婚とかああいうので騒ぐ人たちはこういうの怒らないの?とかそっちの方が気になる位、本編はどーでもいいというか何を楽しめばいいのか分からない回が多い。
そもそも日常アニメに意味を求める自体ナンセンスなのかもしれないから、そういう前提で話すなら面白いと感じないと言う他ないかな。
OPは好き。


・クロスゲーム(シナジーSP)

アニメ版オリジナル要素である青葉の女子日本代表周りの話は非常にいいテコ入れだったと思う。その他は原作に忠実で、特に粗などもなく安定している。

・ギャグマンガ日和+(DEEN?)

2話に1話が旧作のリメイク。新作はいつものとおりだが、
リメイクは前ので別に良いじゃんという感想がずっと続いている。



・のだめカンタービレ フィナーレ(J.C.STAFF )

監督が『純情ロマンチカ』シリーズの今千秋に変わり、
今までのシリーズと比べて非常にピンク色な、
特に恋愛の演出が華やかになった印象がある。



以上、OVAは別にして、今期は全体的に見ると傑作はないものの安定した良作の多いクールな気がします。
パスは新しいガンダム、全角カタカナで5文字。

http://www1.axfc.net/uploader/H/so/100545

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