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2010/12/11 14:24 【アニメ感想



まず作画動画は面白いアニメ。BGMを上手く使った演出も良かった。
一時間という尺の間映像的に飽きさせない回が半数以上あるのは良く出来ていると思う。

キャラデザには癖があり、内容的にも癖がある。

各話の完成度には当たり外れはあるが、
一話完結でこなすので化物語よりは外れ回が痛くないし内容も説教臭くもない。

説教というより説法くさい、説明過多なのは認める。

たしかにアニメという表現媒体において、
キャラクターにただ漠然と説明させるという行為は一般的に下策である。

凝り過ぎた設定や伏線の処理を適宜行い全体の構成からして練るのではなく、
例えば終盤に入って急にラスボスだとかが全部口で説明するなどは良く見られる興の醒める瞬間である。

が、本作は原作が小説であり、説明口調という表現を能動的に取り入れている点を特徴としている。

ここに大きな違いがある。

ただ単に表現が下手で他に打つ手が無く帳尻合わせでしかない手法と、

キャラによる説明という行為を台詞に癖をつけることで魅せる意欲的な手法という違いである。

まず作品が成立する段階で予め全体に組み込まれた表現であるのが後者であり、
まとめ切れず、説明しきれずなし崩し的に緊急的に押し込まれるのが前者である。

勿論それを受けての完成度は変わるのは言うまでもない。

この区別はすべきであると思う。

以下話毎のコメント。
分かりきった話の説明ではなく自分が個人的に感じた感想。


第一話 絶刀・鉋

初回だけあって話的には水準かな。
しかし本編での鉋の特性がイマイチ伝わって来なかったのは欠点だろう。
二話になって鉋って何か能力言ってたっけ・・・
というのが原作未読の自分の印象だった。

真庭蝙蝠は十二棟梁の中では珍しくちゃんと戦う方かな、
設定等をすべて説明する役なので大事だが、
こいつの余りにも長い説明と自分の戦い方のネタバラシに辟易してしまうのは、
悪い意味で初見殺し。


第二話 斬刀・鈍

全話を通してお気に入り回の一つ。

刀語というタイトルの作品の中では珍しくまともな「居合」という戦闘スタイル。

本作ではレアな対剣客という構図が自分的に好みだったこともあるだろうし、
この回は伏線や四季崎記紀ネタがそれ程無く、
純粋に宇練銀閣という対戦相手の描写と、その戦い方、
攻略法に重きが置かれていたのが良かったのではないだろうか。


第三話 千刀・鎩

ワースト候補筆頭。
戦闘シーンが観ていて面白くなかったのが致命的。
基本的にそれが本作における面白さの指標になる気がする。
戦闘が駄目な回は×、良い回は○


第四話 薄刀・針

敢えてこういう内容にしたのは意味があると思う。
逆に映像化してしまうと価値が薄れるとも思う。
鐚への繋ぎ回。話としては一話よりは面白かったかな。


第五話 賊刀・鎧

あんまり好きな回ではない。

とがめとイチャイチャするというのが、本編通して多く尺の割かれているパートではある。
この回は内容も含めて特にそこに焦点が置かれた回だが、
なんとなくパッとしないというか地味っていうかありふれた内容が拭えず、
戦闘の方も「鎧通し」が効かないから力技で・・・うーん面白くなくはないけどもう一捻り欲しかった。


第六話 双刀・鎚

こなゆき無双回。
対戦相手の凍空こなゆきはキャラクターの可愛さと設定の面白さが両立しているキャラクターであり、
扱い的にもかなり優遇されている印象。面白い回だった。

倒し方についても良い発想だが、如何せん話の終盤にくる真庭忍が小物扱いとなっており、
話の面白さのピークが中盤まである為、イマイチ後半が盛り上がらないのは唯一の欠点か。


第七話 悪刀・鐚

おそらくは内容的に本編で最も人気のある回だと思う。
作画や演出の力の入り方も尋常ではなく大変楽しめた。


第八話 微刀・釵

戦闘シーンのカメラワークなどが非常に面白い。
この回はおそらくアニメでこそ映える内容だったのではないだろうか、
文字だけであの日和号の雄姿を描けないだろう。
話も良く出来ていた。


第九話 王刀・鋸

天童=将棋とか安直過ぎるという感想から始まり、
ぶっちゃけ最後のがやりたかっただけだろうという感想に終わった。
個人的には発想と勢いで作られたネタ回だと思っている。

だがよくよく考えると内容的には実のある話をしていた気もする。


第十話 誠刀・銓

この回はとがめがずっと穴を掘り続けるというシュールな回。
七花とがめ両者とも自分自身と向きあうことを求められるかなり真面目な話でもあり、
原作未読者であるならば、おそらくきちんと今までの内容を把握していた人にしか面白くないのであろうが、
私的には話のまとめとして良回だった。

彼我木輪廻というキャラの個性と色彩的な面白さがいい具合だったのも大事な要素。


第十一話 毒刀・鍍

銓は輪廻を通しての自身との対話という形で説明回とは言っても退屈せずに観られる内容だったが、
この回は本当に説明だけで退屈だった、あとはイマイチペンギンの忍法と炎刀の説明が不十分だった。
確かに歴史の改変という本作のテーマをしっかりと把握していれば分からないこともないが、分かりづらい。

こいつらの能力が抽象的過ぎる故に、
八話の日和号に対して逆に小説という媒体での方が良い戦闘だったのではないかな。


第十二話 炎刀・銃

良い最終回だった。
落とし所が新鮮で良かった。

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